介護サービスを受けるとき

介護予防サービスを受けるには、居宅介護支援事業者に所属するケアマネージャーに「介護ケアプラン(介護サービス計画)」を作成してもらう必要があります。要支援・介護度別に1カ月に利用できるサービスの上限額が決まっている中で、どういうサービスをどの程度利用するかを決めた計画書をもとに、心身の状態や家族の事情に合ったプランを作ります。


介護保険のサービスは、要支援1~2と認定された人のための「予防給付」と、要介護1~5と認定された人のための「介護給付」の2種類があります。予防給付の特長は、心身状態の維持&改善に主眼を置いていることです。
それぞれ利用できるサービスは、下記の表の通りです。

在宅サービス

サービス 予防給付 介護給付
訪問 訪問介護
訪問入浴介護
訪問看護
訪問リハビリテーション
居宅療養管理指導
通所 通所介護(デイサービス)
通所リハビリテーション(デイケア)
短期入所 短期入所生活介護(ショートステイ)
短期入所療養介護(ショートステイ)
その他 >介護予防支援・居宅介護支援
特定施設入居者生活介護
福祉用具貸与
特定福祉用具販売
住宅改修費の支給

施設サービス

サービス 予防給付 介護給付
介護老人福祉施設サービス(特別養護老人ホーム) ×
介護老人保健施設サービス(老人保健施設) ×
介護療養型医療施設サービス(療養病床など) ×

地域密着型サービス

サービス 予防給付 介護給付
小規模多機能型居宅介護
認知症対応型通所介護
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)